西安は周秦時代から全国の政治、経済、文化の中心となりました。紀元前三世紀より、西周、秦。西漢、新莽、西晋、前趙、大夏、後秦、西魏、北周、隋、唐など、十三の王朝がここに都を置きました。西安はその独自の歴史的地位により、古代ローマ、アテネ、カイロとともに世界四大文明古都と称されています。また、西安は「シルクロード」の基点であり、昔から中国が世界各国と経済・文化交流をおこなう重要な都市でもありました。
中国と日本は一衣帯水の隣国であり交流の歴史は古く、唐時代には、日本はたびたび留学生と留学僧を含む遣唐使を長安に派遣しました。阿倍仲麻呂は長安に54年も住み宗教と文化の伝播と日中両国の友好のために貢献しました。日本の僧侶空海は青龍寺で密教の法を受け、密教文化を一心に学び、漢学の研究においても造詣は非常に深いものであったといわれています。
|